子どものアレルギーを治してあげたい

小学生になる娘が小さな頃から喘息持ちで、未だに苦しそうな咳をする。なんとかしてあげたい、そう思いながらも仕事に追われていた。そんなある日、電車の中からふと外をみると、岡崎市の健康住宅の文字が目に入り、そのまま事務所に立ち寄ってみた。話を聞くうちに、我が家を「健康住宅」に建て直そうと決意した。

健やかなな家造り

健康住宅は健康に住み続けることが出来る性能や設備を備えた家だ。それに使用する資材も天然素材を使う。娘の喘息を思うとなるべく化学物質がない方が良いと。特に、床材は天然木を使い、壁は漆喰と、珪藻土を使用した。吸放湿に優れているので住みながらいつも新鮮な空気が吸える。もちろん有害な物質が出ない。出費はそれなりだが治してあげたい気持ちが強かった。

建て替えた我が家で

ようやく工事が終わり、木の香りがする新しい家での生活が始まった。家具も家に合うようなものに新調した。夕食時、娘が「木の香りでご飯が美味しく感じる!。それから全然息苦しくないの」と言った。私は今頃になって健康でいること、健やかな家に暮らすことがどれだけ大切かを知った。