子供時代に夢見た吹き抜けの家

住宅に住んでいた私は、吹き抜けの部屋に住むことが子供の頃からの夢でした。結婚後には栃木市で新築を構えることとなり、玄関から思い切り明るい光が差し込む家をデザインしてもらいました。一生物だと思いながら、楽しみにしていたのです。

吹き抜けの家のデメリットに気がついて

吹き抜けのデザインは憧れでしたが、機能的には不自由な面があることに住んでから気がついた次第です。それは、夏は玄関上の窓からの光の差し込みが強いこと、冬は暖房が逃げてしまうことにより効きにくいことでした。大人になると経済面のことも考えるようになるのでようやく気がついたのです。吹き抜けの間取りはお洒落を重視しており、経済面や機能性のことは後回しになっていたんです。

それでも吹き抜けの家のデザインは素晴らしい

吹き抜けの間取りは確かに不経済な一面がありますが、間取りはおしゃれだと褒められることが多く、雑誌の取材もいくつか引き受けていました。友人、知人からの評価もよく、人の出入りが多い家になるという嬉しい出来事もありました。間取りを考えるときには、経済面からも工務店へ相談すれば良いと学習しました。