【賃貸?持家】

結婚してもうすぐ10年。。。

お互い30代後半で結婚してからは、地方都市の中心部なら程よい距離の住宅地にある賃貸マンションで生活を送っていました。

子供が産まれたら家を持ちたいねー

何となく話していたものの、不妊治療の成果が出ることはなく、子無し・家無しの生活が何となく続いていただけでした。

家を建てて住宅ローンの為に質素な生活をするよりも、海外旅行に行ったり好きな事にお金を使える生活ができれば賃貸マンション生活でもいいと思ってもいたのです。

【運命の発表会】

ある日、メールボックスに1枚のチラシが入ってました。

「”新築住宅発表会”へぇ〜すぐ近所だ。斬新なデザインだね、試しに見てみる?」夫と一緒に行きました。

そこで、我が田中家は方向性を変えたのです。

栃木市で新築を建てようモードになりました。

【まずは土地探しから】

発表会で担当してくれた営業の加藤さんから「いい土地ありましたよ!」と何度も情報提供をいただき、3回目の土地ツアーの末、ついに決定です。

マンションからバス停2つの距離にまさかの格安掘出し物件だったのです。

親身な営業の方で本当によかったです。

【決まると早い家作り】

家作りってどんなに大変かと思っていたのですが、あの発表会に行ってからちょうど1年後、新居で引越し後の片付けをしていました。

実は私たちにとって一番大変だったのは、住宅ローンの手続きでした。

自己資金と返済能力は問題なかったのですが、夫の病歴が引っかかったのです。

金融機関を何件か当たり、ようやく手続きできました。

それ以外は間取りや、外壁、内装を決めるのは本当に楽しかったです。

我が家は夫婦2人世帯なので間取りもシンプルで小さな平屋の3LDKですが、こんなにたくさん決める事があるんだとワクワクしていました。

ちなみに私の一番のお気に入りは、トイレの壁紙です!

工事現場も時々覗いて差入れしたりしてきました。

邪魔にならないように早朝の誰もいない時ですが、着々と出来上がっていくのを感慨深く見上げていました。大工さん本当にありがとうございました。

そして、いま一番感じてる事は

もっと早ければ(例えば夫の病気前)苦労も少なかったかもしれませんが、いろいろ思い起こすと

これが我が田中家のベストタイミングだったのです!

以上、田中家のものがたりでした。