1.義両親と同居するため実家をリノベーション
夫の実家を二世帯住宅に改築することになりました。同居前は義両親と私の仲は上手くいっていたとはいえ所詮は嫁姑(舅）。この関係を壊さないお互い適度な距離感を保てるように宇都宮で間取りを考えていました。
2.完全分離の２世帯住宅にするはずが…
当初増築する予定だったのですが、調べてみると構造上不可能なことが判明し、満足な広さが確保できないため玄関と風呂は共有する必要が出てきました。となると義両親との距離が一気に近づく気がして…さあ困りました。設計士さんと何度も相談した結果、玄関と風呂と廊下以外はフロアーごとに完全に生活スペースを区切ることに。子供もいる私の世帯の方が広い面積を取ることになるため、義両親のリビングと寝室の間は壁ではなく全開閉できるスライド式の扉にすることで極力狭さを感じさせない間取りにしました。さらに床の防音素材にこだわることで生活時間帯の違いによる騒音を気にならない程度に抑えることができました。
3.結果オーライ
完全分離ができなかったことで不安がありましたが、いつの間にか互いの生活スペースには勝手に立ち居らない暗黙のルールができ、適度な距離感が保てるようになりました。用事があるときは風呂掃除の際や外出時に玄関に出れば話すことができますし、部屋から出ずにいれば一日中顔を合わさないこともできます。会わずとも高齢の義両親の無事も確認でき、安心と快適さの両方が手に入ったので、結果これで良かったと満足しています。