1.次の年までには暖かい住まいが欲しいと即決!

 私が新築注文住宅を建てようと決めたのは、温かなエリアから山陰エリアに嫁いだ冬でした。

その年、10年に1回という大雪が降り、住んでいた古民家が寒すぎて心が折れそうになり、「来年の冬には絶対寒さの気にならない家が絶対に欲しい」と大雪の降る中、気になっていたモデルハウスへ駆け込みました。

 そのモデルハウスが暖かいこと!吹き抜けなのに暖かいのです。驚きを通り越して感動でした。吹き抜けは寒いというイメージがありましたが、暖かいとなれば、おしゃれさも上がるし空間としても開放感が出るので、家を建てるなら絶対に欲しいと思った瞬間でした。

2.ハウスメーカーが建てた家を巡る中で気づいた「オーダーメイドの家が欲しい」

 そのハウスメーカーは、注文住宅形式で、さまざまな見学できる物件がありました。モデルハウスだけではなく、完成見学会などで実際にお家を建てた方の家を巡ることができたのも良かったです。

 そんな中で、空間や部屋の作り方、壁紙や畳の色まで、テーマに沿ってまとめられた家を見ることができました。

 「一生に一回のお買い物、既に誰かが決めて作った間取りでは、自分達らしい生活をする上で、不便が生じてしまっては、一生後悔するんじゃないかな?」とも思っていたいたので、自分の好きな導線や雰囲気で家づくりができるということから、注文住宅で家を建てることを決めました。

3.家づくり、楽しい

 とはいえ、素人がいきなり自分らしさを出そうと思っても、うまくいかないのではとも思っていたので、たくさんのモデルハウスの中で気に入った間取りと雰囲気を参考にしました。

 プロが考えてくれた家は、とてもおしゃれで機能的。壁紙の色もアクセントカラーにしつつ、全体との調和が取れるように、壁にも床と同じ色の棚を設置したりと、デザイン的にもまとまるようになっています。

 間取りを考える上で、もらった間取りに実際生活するときの自分が動く動線を書いてみて、こっちに冷蔵庫があった方がいい、など細かな修正もしていきました。細々としたことをたくさん決めないといけないので、手間はかかりましたが、納得のできになりました。

4.住んでみて

 注文住宅を建ててから、4年目になりました。夏はエアコン1台で涼しく、冬は暖かい。そして24時間換気もついているので、花粉症の私はとても楽になったのも家を建てて良かったです。

 そして吹き抜けのため、開放感もあり、リラックスできるので、1秒でも早く家に帰りたくなります。また、モデルハウスを参考にしたため、来られるお客さんが必ずおしゃれだと言ってくれるのも嬉しいです。自慢の家になりました。